伊賀美和子 作品集 Madame Cucumber
人形たちを主人公に、ユーモアと風刺にあふれた写真作品を発表する伊賀美和子の、初の作品集です。 作品に登場する人形たちはチープでカラフルかつ無表情ですが、それらが置かれた状況は深刻で苦悩に満ちた人生の一場面であり、現実の社…
人形たちを主人公に、ユーモアと風刺にあふれた写真作品を発表する伊賀美和子の、初の作品集です。 作品に登場する人形たちはチープでカラフルかつ無表情ですが、それらが置かれた状況は深刻で苦悩に満ちた人生の一場面であり、現実の社…
「私は言葉で、文章で、作品の説明をするのが苦手だ。 語るより描く方が、私にとっては手っ取り早い。 作品を通じて十全に語りかけたいと思っているし、 そのように描いているつもりだ。 モチーフが静物から動物に、さらにはその臓物…
東京都現代美術館の企画展示室全フロアを使用して開催された、大竹伸朗の空前絶後の大回顧展「大竹伸朗 全景 1955-2006」(2006年10月14日?12月25日)の全内容をカバーした展覧会カタログです。 展示作品全点(…
高橋信行の初めての作品集です。 愛知県立芸術大学在学中に描いたドローイング群から、2007年の最新作まで、作家自身が精選した154点により、これまでの仕事が一望できる内容になっています。 ときに「日本的」と評される高橋信…
銀色の工業用塗料による微細なドットを駆使してクールな画面を構築する市村しげの。 本書には、1996年から2008年に手掛けられた、この「シルバー・モノクローム」シリー ズのペインティング82点を収録。個々の作品を一見する…
寺田真由美の写真は、緻密なミニチュア模型をつくることから始まります。 それをゼラチンシルバープリントとして定着させることで虚実の境界を揺さぶる寺田の作品は、 写真というメディアが持つ特性を存分に活かしているといえるでしょ…
カラー写真とモノクロームの絵具で構成される城田圭介のペインティング。パートカラーの画面は、 人がものを見るときの視覚のメカニズム、あるいは記憶にとどまる際のメカニズムを暗喩しているようにも見えます。 本書では、デビューか…
福岡市美術館(2011年7月9日~8月28日)と長崎県美術館(同年7月16日~8月31日)で同時期に開催された菊畑茂久馬の大規模な回顧展の公式カタログ。両会場に展示された全323作品をカラー図版で掲載したほか、23ページ…
幕末から土佐を舞台に活躍し「芝居絵屏風」を大成した絵師・金蔵 (通称、絵金)。生誕200年を迎える今年(2012年)、 高知県立美術館で大規模な展覧会が開催されたが(10月28日~12月16日)、 本書はその公式図録でも…
東京オペラシティ アートギャラリー における「五線譜に描いた夢 日本近代音楽の150年」(2013年10月11日~12月23日)の公式図録。幕末以来、 わが国において西洋音楽がどのように受容されてきたかを垣間見ることがで…